気になる“あのウワサ”・“都市伝説”などをゆる〜く紹介。
「知る」ことは、「生きる」こと。世の中の謎を探検してます。

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「今回紹介するのは、獣害事件。三毛別羆事件です!」


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「ミケベツ?なんて読むの? 」

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「さんけべつひぐま事件。
日本史上最大の獣害事件と言われ、ヒグマによって7名が死亡3名が重傷を負うという北海道で起きた事件だよ」

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「7人も死亡… 」

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「今でも語り継がれる凄惨な事件なんだけど、いろいろと規模がハンパないんだよ。

事件経緯から紹介していくね」

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ヒグマの襲撃

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「時は1915年12月。
北海道苫前郡苫前村三毛別(現在:苫前町三渓)六線沢で、開拓村の太田家が、デカいヒグマに襲われます

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「開拓村って?」

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「当時は、日本政府主導で北海道の開拓をしてたんだよ。
簡単に言うと、北海道の開発を仕事とする人達の村だね」

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「で、太田家の住居人が仕事から昼休憩で家に戻ると、
太田家に預けられてた子の幹雄(6歳)が死亡しており、太田家当主の妻のマユ(34歳)がおらず、行方不明に

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「げっ…」

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「幹雄君は喉をえぐられていて、頭に穴が開いていたんだって。
現場の家の中には血の手形が残ってて、マユが必死に抵抗した形跡があったらしい」

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「あわわ。マユさんはクマに連れ去られたわけ?」

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「そう。で村は大騒動となり、村の男達は30人体制でマユの捜索とヒグマの討伐を開始。山へと入っていきます」

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「そして間もなくヒグマと遭遇するんだけど、5人が発砲するも銃の整備不良で1人しか発砲できず。クマに弾はあたらず、逃走されちゃいます」

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「なにしてんの…?」

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「その後、捜索隊はなんと雪の下に埋められているマユの遺体を発見
すでにほとんど食べられてて、足と頭の一部しか残ってなかったんだって」

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「うわわわ。マユさん…」




2度目の襲撃

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「そして、その日の夜。
またまた同じヒグマが太田家の壁を破って侵入
みんな急いでトイレなどに隠れる中、1人の男が銃を発砲したためヒグマは逃走」

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「おお、命中はしたの?」

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「いや、当たらず。
どうやらヒグマは、自分の獲物であるマユの遺体を取り返しに来たらしい 」

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「げっ。までも被害者はいなかったのね」




明景家を襲撃

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「そしてそのわずか20分後、再び悲劇が起こります」

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「太田家の近くにあった明景家をそのヒグマが襲撃
窓を割って侵入し、金蔵(3歳)、春義(3歳)、巌(6歳)と、妊娠中だったタケの4人を殺害

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「大量殺戮じゃん… 」

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「金蔵(3歳)、春義(3歳)は撲殺。
巌(6歳)とタケは食べられて死亡。

かけつけた男たちは、
“腹破らんでくれ”と胎児の命乞いをするタケの声と、瀕死の状態の巌(6歳)が“おっ母ぁ、クマとってけれ”ていう叫びを聞いてます」

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「うう、きっつ…。
ていうか、そん時に男は家にいなかったわけ?」

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「男たちは、ちょうど熊の討伐についての集会で、別の場所に集まってたみたい」

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「いやいや、こんな時に家を空けちゃだめでしょ…」

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「しかもこの時、クマの襲撃中にかけつけた男達が家を包囲したんだけど、結局また逃げられたんだって」

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「おい男たち!」




国が討伐隊を組織→討伐へ

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「さすがにこれを受け、六線沢の住民全員が分教場などに避難。
北海道庁警察部保安課が、討伐隊を組織

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「ああ、もう住民だけの力じゃ無理ってことね」

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「そうだね。陸軍からも30名の将校が討伐隊に参加し、大量の人員を投入。
でも、なかなかヒグマは見つからなかったらしいよ」

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「しかし、最初の事件から5日後の2月14日、最終的にはマタギの山本兵吉という人が、木の下で休んでるヒグマを発見。
2発の銃弾を命中させ、ようやく討ち取ったとのこと」

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「おお、やっとかあ」

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「終わってみれば、クマ1頭に対して捜索隊600人アイヌ犬10匹、鉄砲60丁が動員された大騒動だったとのこと」

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「ふえー、お騒がせなクマですねー」

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「討ち取ったヒグマは、推定7歳ぐらいの雄。なんと大きさ2.7m、体重340㎏。
解剖の結果、この村以外でも各地で人を襲い食べてたクマだったことがわかったらしい」

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被害拡大の原因と教訓

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「この事件は胎児を含め7名が死亡、3名が重傷を負ったんだけど、得られる教訓は多かったみたい。
ざっと挙げるとこんな感じ↓」

・熊は火を恐れるとされていたが、全く恐れなかった
・人の味を覚えた熊はまた人を襲って食べる
・男性より女性を好んで食べる
・逃げるものを反射的に追う
・“穴持たず”のクマは狂暴


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「うわー。女性を好んで食べるって…。
“穴持たず”ってなに?」

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「デカすぎて冬眠する穴を見つけられず、冬眠をし損なったクマらしい」

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「ああ、寝たいのに寝られなかったから、イラついてるってことね…」




まとめ

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「事件の発生〜収束までの経過は、以上です!

ここまでの被害が出ちゃった要因としては、
当時の北海道開拓民がヒグマへの対策と意識が充分じゃなかった、てことがあるらしいよ」


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「実際、何回も仕留めるチャンスがあったのに、銃を整備してなくて逃がしてるんだよね。

しかも女性と子供だけが家にいる時間が多い。クマに対してかなり無防備だったんだよね」

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「確かに、対策が甘かったのかなあ。
まあこんな怪物みたいなのは想定外だったんだろうけど…」

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「そいでは最後は、クマの雑学で締めましょう!

クマは、嗅覚が犬の8倍。1km先の匂いも感知できる

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「犬もすごいのに、その上を行くんか…」


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※事件現場の六線沢にある「三毛別羆事件復元現地」。
町民の手によって当時の場面が再現されている。



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