気になる“あのウワサ”・“都市伝説”などをゆる〜く紹介。
「知る」ことは、「生きる」こと。世の中の謎を探検してます。

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「今回紹介するのは、
ラジウムガールズです!」

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「ラジウムガールズ?
どっかのガールズバンド?」

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「いえいえ。
工場で働く女性達が、会社側に“安全だ”とだまされながら働き、
放射線被曝してしまった悲劇の事件だよ

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「げっ」

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「結構重い事件だったんだけど、知ってる人は少ないかもね。

今回はその事件の経緯から、
紹介していくね」

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アメリカの会社:ラジウム・コーポレーション


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「時は1920年代のアメリカ。

当時アメリカは第一世界大戦の真っただ中。

ニュージャージー州オレンジにある米国ラジウム・コーポレーションという会社で、悲劇が起こります」

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「けっこう古い話ですね 」

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「だね。
その会社は、工場で時計の針や文字盤の部分に夜光塗料を塗る業務を行ってたんだよ」

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「ああ、夜になると自然に光るやつですね 」

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「で、その工場で時計に夜光塗料を塗る仕事をしてたのが、10代から20代の若い女性。
当時はけっこう人気の職種だったみたい 」

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「ところが、
実はその夜光塗料には放射線が出るラジウムが使われてたんだよ 」

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「え。ヤバいんですか?それ 」

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「ラジウムは、ノーベル化学賞を受賞した有名なキュリー夫人が発見、抽出にも成功した物質なんだけど、
キュリーさんも最後は放射線被爆が原因で亡くなってるよ 」

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「マジか…」

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「それでその工場での作業は、
ひたすら小さな文字盤に筆入れをする、繊細で細かい筆さばき。

そのため、
彼女たちはラジウムのついた筆の先を唇や舌で筆をとがらせ、文字を書いたり夜光塗料を塗ってたらしい」

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「えっ、危な。
それは会社の人は承知の上だったわけ?」

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「恐らく危険だという認識はあったと思う。
にもかかわらず、作業員には“安全だ”と言ってたみたい」

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「最悪…」

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「というのも、当時は社会常識として
“微量のラジウムは健康に良い”とされてたんだよ。

なので、ラジウム水ラジウム入り歯磨き粉、ラジウム入りのチョコとかも売られてたんだって」

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「危険すぎるだろ…」

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「でも、健康に良いと宣伝してたのはラジウムで儲かっている企業

危険性は一切無視されたまま普及されてたみたい」





女性作業員が次々に被爆

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「そして、ラジウムを摂取し続けた彼女たち。
舌ガンやあごのまわりのガンを多く発症していき、
ついには死者も出ていきます」


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「彼女たちを襲った症状の一例を挙げると、
こんな感じ↓↓」

■顎に大きな腫瘍→経静脈損傷により出血が止まらず死亡

■骨髄にダメージを受け、骨は簡単に骨折

■歯は全て抜け落ちる

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「大量の放射線が体内に入ると、放射線は細胞を壊し続ける。

治療の施しようがなく、患者はひどく苦しんで死んでいくんだよ」

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「しかも女性たちは、安全だと言われて一所懸命仕事してたんでしょ?
ひどいなあ」

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「だよね。
さらに彼女たちはラジウムの危険性も知らなかったから、仕事帰りとかに自分の歯に塗ったりして、光らせて遊んでたらしいよ」

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「ううっ…。“知らない”って恐ろしい…」




法廷での戦い

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「数名の死者が出て、当然彼女たちは会社を訴えようとするんだけど、
弁護士がなかなか見つからず。

当時は、
放射線障害は保障可能な病気ではなかった。
ラジウム会社側からの圧力が働いていた
てのが原因らしい」

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「あらら」

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「ただ、次第に新聞もこの事件をとり上げ始めることで弁護士も見つかり、
法廷での戦いがスタート

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「しかし会社側は、ラジウムの被害を否定。

死亡者はラジウムが原因ではなく梅毒での死亡だと主張。
死亡原因解明のための死体の検死解剖を妨害したりしたんだって」

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「どこまでもゲス会社だな」

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「しかし最終的には、
ラジウムガールズの1人、キャサリンがガンに侵されながらも法廷で勝利。

これにより、
従業員が会社を訴える権利を確立させた最初の例となり、
労働史上でも労働者の安全と権利が確立されるきっかけとなった事件だったんだって」

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「頑張りましたねラジウムガールズ。
今じゃ当然の権利だけど」





まとめ

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「ちなみに現在、
時計の夜光塗料はアルミン酸ストロンチウムという物質が使われていて、安全ということです。
1990年代後半に、放射性物質の使用が禁止されたらしい」

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「え、禁止されたの意外と最近じゃない?」

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「だよね。
僕も時計の夜光塗料にこんな悲劇の歴史があったなんて知らなかったよ。

労働者の権利や安全のために、
自ら犠牲になりながらも戦ったラジウムガールズ
まさにヒーローだよね」

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「あ、ヒロインだから」



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